このところNZでは、Saas(Software as a Service)サース(サービスとしての ソフトウエア)というオンライン会計ソフトのオプションが流行っています。
SaaS(サース)はインターネットでアクセスします。そしてそのソフト会社がデータを保管し、バックアップやセキュリティも請け負います。
この場合、顧客、会計士共にソフトもデータも持っていないことになるので、このソフト会社は信用とセキュリティが重要となります。このSaaSを扱う会社の中で、Xero(ゼロ)というNZの会社が世界をリードしています。
Xeroの利点として、
- ゼロはオンラインですので、インターネットバンキングと同じように世界中のどこでも、どのコンピューターでも、インターネットがあれば自分のビジネスの会計データにアクセスできます。
- 銀行の取引が毎日自動的にゼロにダウンロードされます。これによって簿記に費やす時間が節約でき、リアルタイムで自分のビジネスの会計データが見られます。
- 会計士の方でも常にログインし、チェックすることが出来、年度末のみでなく、随時コミュニケーションがとれ、アドバイスが提供できます。
- ゼロは請求書の作成、売掛金、買掛金、バンキング、経費の請求、コンタクト管理、固定資産管理が可能で、多通貨対応機能も取り入れらています。
- オンラインを利用するゼロは、手持ちのコンピューターをアップデイトしたり、新しいソフトの発売まで待つ必要がありません。ソフトの機能が更新されるたびに即時に使用が可能です。
これは会計ソフトの世界において革新的な出来事です。WH Accounting & Advisoryでも、このゼロのソフトを導入して顧客に提供しています。
公認会計士 ウォレン・ハーディー ©